イスラムは日本人も沢山殺してます

フランスの週刊誌シャルリー・エブドがムスリムイスラム教徒)に銃撃され、12人を殺害する事件が起きてしまいましたね。
アルカイダ系の団体やイスラム国などがコラボしたのかどうなのかよくわからない背景よる犯行っぽいらしいですが、どうなんでしょ。

どうも話によると色々なイスラム過激派の間で、サウジの王族などシンパからの寄付金を奪い合っているらしいのです。

で、最近はイスラム国(ISIS)が断然目立っていて金を集めていてアルカイダ系に回ってこなくなったので、アルカイダ系もなにか目立つことしたかったってことですかね。
確かにこれだけ目立てばシンパからの寄付金が集まりそうな仕事です。

イスラム国としては、ヨーロッパにムスリムが住みづらくなればなるほど、ヨーロッパからシリアにわたってイスラム国の兵隊になる人が増えて戦力アップ!ですから、これも悪くない話。

 

ところで、中東やフランスと聞くと遠いところの事件に思えますが、ムスリムに殺された日本人も実はけっこういるのです。我々もムスリムにいつやられるかわからないですよ。

9.11でもちろん多くの日本人が亡くなっていますが、これは皆さんご存知でしょう。ここでは、その他に日本人が犠牲になったイスラム原理主義者によるテロなどで思いつくものを挙げておきます。他にもあったかもしれないので気づいたら教えてください。

 

1991年 「悪魔の詩」翻訳者殺人事件

イギリス人のサルマン・ラシュディによるイスラムを揶揄した小説「悪魔の詩」に怒り、当時のイランの指導者ホメイニ氏が作者及び関係者への死刑をイスラム法に基づいて宣告。数億円ともいわれる賞金も用意され、これは今も続いている。


このラシュディ氏は今のところイギリス警察の保護もあり無事。
但し、筑波大学助教授だった日本語版の翻訳者は、大学のエレベーターホールで刺殺され翌日発見された。


イランの新聞はこの事件を「世界のイスラム教徒にとって朗報」と報道したらしい。

 

日本はちょっと油断してると豚肉食べちゃうのでムスリムにとって住みにくいところでもあり今のところそれほどムスリムがそれほど多くありません。このためイマイチみんな危機感ないんですが、それでもこのようにムスリムが宗教上の理由で日本で殺人をした前例はあります。
それも大学内で。

犯人は捕まらず迷宮入りしてますが、事件直後にいきなり出国して来なくなったバングラデシュの留学生が居たという話もあります。日本の大学にもインドネシア、マレーシアなどイスラム教の国からの留学生結構多いですから安心できないですね。

 

シャルリー・エブドに少し似た事件ですが、テロリストではなくイランという一国の指導者が、法律にのっとって死刑宣告しているという点で、西側とイスラムはどうにも折り合いが付きそうにないことを感じます。

他国の国民を勝手に死刑にし、他国で勝手に執行するのは本当にやめてほしい。

私は、ヘイトスピーチも含めすべての表現規制反対という考えなので、気に入らないオピニオンを暴力で止めるとか好きになれません。

悪魔の詩訳者殺人事件 - Wikipedia


2004年 香田さん殺害事件

イラク戦争後、何度かイラクでのイスラム過激派によるテロで日本人が殺害されましたが、その中でも一番ひどかったのがこの事件。

事件の概要はこんな感じ

イラク戦争終結後、イラクアルカイダが日本人旅行者である香田さん24歳をイラクで人質として拉致。

その時、治安部隊として日本の自衛隊イラクに駐屯していたのですが、香田さんを人質にしてこの撤退を日本政府に要求。
しかし、日本政府は香田さんの解放を求めるが自衛隊は撤退しないことを決定。
結局、香田さんは斬首されてしまう。

香田さんが星条旗の上で斬首される動画をWebで公開してたのがマジキチ(私は怖くて見られませんでした)。

本人もご両親もさぞかし無念だったでしょう。

 

日本人も明治維新位まではよく首切って河原に晒していたりしていたようなので残虐さではまあ同類のうちなんですが、当然どちらもどうかと思いますね。ナイフの切れ味が悪そうな分イスラム式斬首の方が更にイヤですが。

昔の日本人とムスリムの共通点ってけっこう多くてなんかいやになります。

 イラク日本人青年殺害事件 - Wikipedia


2005年 バリ島爆弾テロ事件

この事件は、今はイスラム国とも近い東南アジアを代表するイスラム過激派ジェマイスラミアが起こした、インドネシアバリ島における飲食店3軒での自爆テロです。

日本人1人死亡、4人負傷。バリ島ですからまあ日本人も居ますよね。

 

イスラムは中東だけじゃないんですよね。インドネシア、マレーシアなど東南アジアにも沢山います。
ムスリムによるテロは日本にとってももう対岸の火事ではないです。我々もそろそろ覚悟が必要だと思いますよ。

 

チェチェン、ナイジェリアなどでもイスラムが多用する自爆攻撃は色々と悲しくなるもっとも不快な攻撃手段だと思いますが、日本人とムスリムの共通点として、この自爆攻撃をすることがあります。

国家神道一神教に近い性格があり、共同体の犠牲になることへの称賛などイスラム教と似たところがありますが、イスラムも研究して国家神道作ったんですかね?

イスラム国の領土拡大目標なんて八紘一宇大東亜共栄圏とそっくりですよ。

ムスリムはメッカの方向にお祈りしますが、日本占領下の国では宮城遥拝と言って皇居の方にお祈りさせていたらしいです。ね、似てるでしょ。

 

だから仲良くできるかというと絶対無理ですが。

 バリ島爆弾テロ事件 (2005年) - Wikipedia

 

2013年 日揮社員殺害事件

アルカイダ系の武装勢力が、アルジェリア天然ガスプラントを襲撃。
プラントメーカーの日揮社員の日本人10名を含む190人ほどが人質となった。
アルジェリア軍の特殊部隊が突入して制圧したものの、日本人の人質10名は全員殺された...というもの。

 

日本人の多くはキリスト系でもユダヤ教でもないからイスラム教徒にとって敵ではないと思うかもしれないですが、多神教っぽい神道や仏教、また無神論者はムスリムにとってはキリスト教よりよっぽど敵というか生きてちゃいけない人間ですよ!

イスラム国でも、一部のキリスト教徒は税金払って殺されずに済んでいるようですが、多神教徒は人間扱いされないので、基本的に男は首切り、女はレイプ&奴隷として販売みたいですよ。更に、無神論者は多神教徒より人間扱いされないはずです。

 

このように、日本人はムスリムにとって殺したい指数がかなり高い国民のはず。用心してください。

 アルジェリア人質事件 - Wikipedia

 

2014年 慶應の留学生仏像破壊事件

この事件はだれも死んでいないので、並べると大した事件ではないのかもしれませんが、ムスリムとの折り合いようのなさを示す一つの事例としてご紹介します。

この事件は、サウジから慶應に留学中の大学院生が、台東区有形文化財観音菩薩を含む浅草寺の仏像を4体破壊したというものです。行儀悪っ。

 

タリバンバーミヤンの石像を派手に破壊していましたが、サウジはワッハーブ派原理主義に近いというか原理主義なので、字義どおりクルアーンを解釈するため、他の法律や文化を尊重するなんてことは無理なんですよね。

 

この事件って、偶像崇拝を禁止されているムスリム的には「いやあ当然のことをしたまでで褒められるほどのことじゃないですよ」位の良いことなのかな?多神教の偶像を破壊したわけですからイスラム基準では善行なんでしょうね。


浅草寺にテロリスト現る?仏像破壊のサウジ学生逮捕 | THIS WEEK - 週刊文春WEB

 

オウム真理教も大勢殺して破防法適用団体になりましたが、9.11もカウントすればムスリムだってオウム真理教より沢山日本人を殺しています。でも、イスラム教はあまり組織になっていないので破防法適用が難しいのかも。